眼鏡専門学校へ行ってみよう! 東京眼鏡専門学校・入学説明会へ密着してみました

多くの学生らが夏休みを満喫しているこの時期、進路決定を間近に控えた高校3年生などは、将来の夢や希望をかなえるための学び舎選びのために、学校説明会や体験入学会などに積極的に参加している人も多いことだろう。
中には、メガネが好きが高じて、将来は眼鏡店で働いてみたいと思っている若者もいるのではないだろうか。

そこで今回のTHE EYES編集部では、東京・大久保に校舎を置く「東京眼鏡専門学校」の学校説明会(2019年7月27日開催)に密着し、眼鏡専門学校がもつ魅力について取材を行った。

【学校法人 東京眼鏡学園 東京眼鏡専門学校とは】
かつて東京に2校あった眼鏡専門学校が合併し、新体制のもとに東京で唯一のメガネの専門学校として2000年に開校。
専門学校としては珍しい3年制を導入しており、日本の眼鏡技術者に必要な基礎知識だけでなく技術の活用・応用まで、卒業後に社会(眼鏡業界)に出てから職場で活躍する事ができる人材を育成しています。

小売業からメーカーまで、眼鏡業界にある多数の企業の支援で設立された専門学校であることから、毎年高い求人倍率を得ており、就職に関しても有利な環境を誇っています。

 

【学校説明会に密着】
■まずは地下1階のエレベーターホール前で受付

同校は地下1階・地上11階建てのビルを1棟丸ごと校舎にしている、近代的な校舎を持つ専門学校だ。
校舎前の道路より半階分ほど階段を下りた位置に正面玄関がある構造のため、事務室などの受付施設がある入り口が地下1階の扱いになっているのがちょっと面白い。

校舎外観は Google ストリートビュー から

学校説明会の当日は、同校を代表する学生が受付を担当し、説明会に訪れる見学者や保護者の人達を出迎えてくれる。
この日も卒業を来年に控えた3年製の女子学生二人が来校者を出迎えてくれた。
ちなみに彼女らは、校舎見学の移動時の案内役も勤めてくれた。

■最初は11階で学校の沿革や特色を聞く
この日の学校説明会には、5組9人の受講者が参加。
各自は受付を済ませると、11階のセミナールームへと移動した。
ここで同校の林光久副校長から同校の歴史や授業の特徴といった事柄について30分ほどの説明を受けた。

授業の内容や在学中に取得できる資格についての説明には、熱心にメモを取る参加者の姿もあった。

■校内見学がスタート
 3F図書室に掲示された求人票を熱心に見つめ

概要説明の後は、全員で3階へと移動し、教員室、図書室の順に見学。
図書室には、3年生の就職活動用に集まっている求人票が掲示されており、参会者らは熱心に求人票の内容を見つめていた。

専門学校で身に付ける知識や技術を生かすための最終目標はやはり就職。
それだけに入学を検討している若者だけでなく、付き添いで参加している保護者の人達も熱心に求人票を見つめていた。

また就職用求人票の横には学生向けのアルバイト募集の求人票を集めたコーナーも有り、こちらをじっくりと見ている参加者の姿もあった。

■校内見学
 4F学生ホールでカリキュラムを確認

次に参加者らが訪れたのは、4階にある学生ホール。
ここには在校生全員に割り振られた個人ロッカーがあり、学生らの休憩などにも使われる。
また、壁面には各学年の時間割や伝達事項などが掲示されており、参加者らは学年ごとの授業の流れなどを時間割を見ながら確認していた。

 

■体験授業
 測定実習室で近視や遠視を疑似体験

ここからは各階にある実習室を巡りながら、その部屋にある機材を使って授業内容の簡単な体験が行われた。
最初は7階にある測定実習室を使い、メガネ店でよく見かける視力検査表やテスト用レンズを使って近視や遠視、そして乱視といった状態がどういう見え方なのかを、擬似的に体験する授業が行われた。
この授業の担当は、同校の林光久副校長が行った。

この疑似体験は、テーブルの上に用意された3種類の旗付きのレンズを使い、擬似的に近視や遠視、乱視の状態をつくり、この状態で視力表を見ながら矯正用のレンズを重ねると視界がどう変化するのかを体験した。

 

■体験授業
 加工実習室でメガネレンズの形状加工を見学

次に参加者らが訪れたのは、5階にある加工実習室。
この部屋には、メガネ用のレンズをフレームにはめ込むための形状に加工するための機械が揃えられており、担当講師の清水巧先生がメーカー出荷時の円形のレンズを使って、参加者らの前でメガネフレームに合わせた形状に加工するデモンストレーションを見せた。

また「隠しマーク」と呼ばれているメガネレンズの表面に刻印されたマークを、蛍光灯の光を使って見つける方法などもレクチャー。
メガネレンズにそのようなマークが付いている事を初めて知った参加者も多く、各自が手にした教材用のレンズや自分が掛けているメガネのレンズを光に当てて、隠しマークを探すことを楽しんでいた。

 

■ちょっと休憩
 実習眼鏡店「メガネファーム」で在校生や教師らと談話

参加者らは休憩時間を取るため、8階にある実習用の擬似眼鏡店「メガネファーム」がある部屋へと移動。
ここで各階への移動を引率した長戸栄卓先生や案内役の在校生と談話などをしながら、意見交換を行った。

 

■体験授業
 CL実習室で特殊な検査機器類を体験

休憩の後はコンタクトレンズに関連した実習を行う6階の部屋に移動し、 長戸先生の講義を聞いたり、目の映像を見たりなどした。
またコンタクトレンズを正規の保存液と水道水でそれぞれ10数分ほど浸した状態を作り、コンタクトレンズの状態がどう変化するかを見せて、水道水での保管がなぜ危険なのかを視覚的にレクチャーした。

 

■体験授業
 目が物体を見る仕組みを再現した模型を作って実験

 最後に参会者らは、最初に学校説明をきいた11階の部屋にもどり、担当講師の森峰生先生の指導の元、紙コップや虫メガネを使って人間の目がモノを見る仕組みを簡単に再現した工作物を作った。

 これは底をくりぬいた紙コップを二つ作り、一方の底だった部分に虫メガネを固定、もう一方の飲み口側に半透明のビニールを貼って、コレを組み合わせて擬似的な眼球の仕組みを再現するもの。
 重ね合わせた二つの紙コップを使い、虫メガネ側を眼球、半透明のビニール側を網膜と仮定し、重ねた紙コップの位置を前後に動かすことで、網膜(半透明のビニール)に投影される映像のピントが合う距離が変わることを実験によって体験した。

各自に配られた工作用の教材

また、1メートルほど先に置いた目標物にピントを固定した状態で遠方の風景を見ると景色がぼやけて投影されること(近視の状態)を確認した後、虫メガネの前にこの状態を矯正するのに最適なレンズを重ねることで、近視が解消されて風景がハッキリと投影されるようになった事を体験。
これがメガネによる視力矯正の擬似再現である事を学んだ。

 

■最後に事務局から募集要項について説明
 推薦入学と一般入学の違いなどを解説

体験授業を一通り終えた後は、同校の事務局担当者によって募集要項の説明が行われた。
ここでは入学資格や入学方法についての確認事項が説明され、推薦入学と一般入学の違いや、それぞれの願書受付期間、選考日などが説明された。

最後に参加者らからの質問を受け付け、午後1時から始まった学校説明会を午後3時30分頃に終了した。

 

【今後も毎月1回のペースで学校説明会を開催】
同校では、来年3月までの間に、毎月1回のペースで学校説明会の開催を予定している。
各回とも土曜日開催となっており、時間は13時~15時30分までを予定している。
■今後の開催予定日
(2019年開催分)
▽8月24日
▽9月14日
▽10月5日
▽11月2日
▽11月30日
(2020年開催分)
▽1月18日
▽2月15日
▽3月14日

■参加希望者は下記の連絡方法のいずれかで申し込みが必要
▽TEL 03-3360-7046
▽HP http://www.toc.ac.jp
▽E-mail toc@toc.ac.jp

また同校では平時の授業風景を見学する事ができる学校見学(要予約)も受け付けている。
将来メガネ店などで働いて見たいと考えている若者らは、ぜひ同校に問い合わせて欲しい。