GfKジャパンが「2018年 コンタクトレンズ市場動向」の調査レポートを発表

市場調査や消費者調査のエキスパート企業であるGfKジャパン(東京:中野区)は、全国のコンタクトレンズ・メガネ専門店の販売実績データ等を基に、2018年におけるコンタクトレンズ市場の販売動向についてその概要を発表しました。 (*1 )

 

【コンタクトレンズ小売市場】
2018年のコンタクトレンズ小売市場の販売金額は、前年比5%増の3,130億円となった(図1)。

販売金額の7割程度を占める1日使い捨てレンズが同6%増と好調であったことや、インターネット販売の伸長が市場成長を支えた。
さらに、平均価格の上昇も金額規模拡大に寄与した。
大手メーカーによる価格設定の見直しにより販売価格が上振れしたほか、高単価な90枚パックやシリコンハイドロゲルレンズの拡大をうけ、コンタクトレンズ一箱当たりの税抜き平均価格は3,050円と、前年から3%上昇した。

販売チャネル別の動向を詳しくみると、店頭販売は前年からほぼ横ばいであったのに対し、インターネット販売は金額前年比21%増と急伸した。
その結果、インターネット販売の金額構成比は27%と、前年から4%ポイント拡大した。

 

【シリコンハイドロゲルレンズの伸長】
高い酸素透過性で眼の負担を軽減する特徴のあるシリコンハイドロゲル素材を採用した高付加価値レンズが近年伸長しており、2018年では金額前年比11%増と大きく伸長した。
また、市場全体における金額構成比は38%と、前年から2%ポイント拡大した。

交換頻度別にみると、2週間交換レンズに占めるシリコンハイドロゲルレンズの金額構成比は77%と前年から2%ポイント伸長し、1日使い捨てレンズにおいては25%と4%ポイント伸長した(図2)。

2週間交換レンズにとどまらず、1日使い捨てレンズにおいても普及が進んでおり、シリコンハイドロゲルレンズはコンタクトレンズ購入時のユーザーの選択肢として定着したとみられる。

 

【ビューティーレンズのラインナップ拡大】
ビューティーレンズ(*2)は金額前年比5%増となった。
その大部分を占めるサークルレンズの販売拡大が成長を支えた。
サークルレンズでは各メーカーの既存ブランドから新色が発売されるなど、ラインナップの充実が目立った。
これまでは瞳をくっきりと際立たせるレンズが主流であったが、2018年は瞳の色に溶け込むグラデーションや、自然に馴染む色合い等、瞳を自然に際立たせるデザインのサークルレンズが相次いで発売された。
ユーザーの需要変化に伴い、今後も製品選択の幅が大きく広がることが期待される。

 

*1. コンタクトレンズ専門店およびメガネ専門店(インターネット販売を含む)からPOS データ等を収集し、統計的な手法に基づき全国市場規模相当に拡大推計した

*2. ビューティーレンズ:カラーコンタクトレンズとサークルレンズ(レンズの淵にラインがあり、目を強調させる効果がある)の総称

 

■同プレスリリースのURL
http://www.gfk.com/jp/insights/press-release/1908contactlenses/

■GfKジャパン
URL: http://www.gfk.com/jp/